「様々な種類の入れ歯」を取り揃えています
「入れ歯の見た目が気になって会話が楽しめない・・・」
「噛むたびにズレて痛みがある・・・」
「人前で外れてしまってトラウマになった・・・」
このように入れ歯はネガティブな面がクローズアップされやすいですが、実は幅広い症例に適応できる優れた治療法です。
当院では、患者さんのお口の状態に合わせて最適な入れ歯をご提供できるよう、豊富な種類の入れ歯をご用意しています。当院が扱っている入れ歯についてご紹介します。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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10:00 ~ 14:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | / | / |
15:00 ~ 19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | / | / |
「入れ歯の見た目が気になって会話が楽しめない・・・」
「噛むたびにズレて痛みがある・・・」
「人前で外れてしまってトラウマになった・・・」
このように入れ歯はネガティブな面がクローズアップされやすいですが、実は幅広い症例に適応できる優れた治療法です。
当院では、患者さんのお口の状態に合わせて最適な入れ歯をご提供できるよう、豊富な種類の入れ歯をご用意しています。当院が扱っている入れ歯についてご紹介します。
入れ歯が目立つ主な理由は、入れ歯を留めるために使用されている金属のバネにあります。この問題を解決するために開発されたのが「ノンクラスプデンチャー」です。
金属のバネを使用せず、歯茎と同じピンク色の樹脂で作られており、お口と自然に馴染みます。人前で話すことが多い方や、接客業をされている方でも気にすることなく快適に使用できます。
当院では、患者さんのニーズに合わせたさまざまなタイプのノンクラスプデンチャーを提供しており、どのような生活スタイルにも適応できるソリューションをご用意しています。
エステショットは、薄く柔軟性が高いのが特長です。審美性が高く、前歯の欠損など、目立つ部分に向いています。
スマイルデンチャーは、柔らかい樹脂素材を使用し、金属を使わない部分義歯です。とても薄く、歯茎の色に合わせた素材を使用しているため、お口とも自然と馴染み、審美性が高いのが特長です。
バルプラストはアメリカで50年以上の長い歴史を持つ入れ歯です。歯の付け根部分にぴったりとはまり込む設計で、密着性が高く、適応範囲が広い、という特長があります。
コンフォート義歯は、入れ歯の歯茎にあたる部分に生体用シリコンと呼ばれる素材を使用しています。シリコンは、柔らかく、適度な弾力があるため摩擦やダメージを軽減してくれます。また、吸着性も高いため、入れ歯に活用することで、痛みが少なく外れにくくなります。
ノンクラスプデンチャーはその目立たないデザインで人気がありますが、金属製の入れ歯と比較すると耐久性が劣る場合があります。この問題に対処するため、当院では見えない部分に適度に金属を用いることで、構造の強度を向上させています。金属は「チタン」や「コバルトクロム」といった身体に優しい素材を使用することで、耐久性を高めつつ、目立たない美しい見た目を維持することが可能です。
ノンクラスプデンチャーにゴムのように柔らかく弾力性のあるシリコンを組み合わせた入れ歯です。このオプションによって下記のメリットが得られます。
・長時間使用しても痛みが少ない
・硬い食べ物も快適に噛むことができる
・入れ歯がしっかりと固定され、外れにくくなる
磁性アタッチメント義歯は、お口の中に残っている歯根に小さな金属のアタッチメントを取り付け、その上に磁石が付いた入れ歯をはめ込む仕組みです。
磁力を利用して固定することで、入れ歯が外れにくくなるだけでなく、目立ちにくいというメリットがあります。さらに、入れ歯自体をより小さく設計することが可能になるため、装着時の違和感が大幅に軽減されます。
インプラントオーバーデンチャーは、2~4本のインプラントを患者さんの顎骨に埋め込み、その上に入れ歯を固定します。
インプラントとは異なり取り外し可能で、日々のお手入れが簡単に行えるため、衛生的です。また、一般的なインプラント治療に比べて患者さんの心身の負担が少なく、経済的な負担も軽減できます。
さらに、自分の歯のような自然な噛み心地と機能性を得られるため、食事や会話がより快適になります。
コーヌスクローネ義歯は、患者さんの既存の歯にぴったり合わせて製作された筒状のキャップを土台として利用し、その上に入れ歯をスムーズに装着して固定します。この方式では金属のバネを使わないため、入れ歯が目立たず、自然な見た目を保持することができます。さらに、入れ歯は簡単に取り外し可能で、日々のお手入れが容易です。
シリコンデンチャーに使用されているシリコンは柔軟性に優れており、患者さんのお口の形状にぴったりとフィットしやすい、という特長があります。快適な装着感に加えて、耐久性も高いため長期間にわたって使用することが可能です。
自然な色合いと形状で製作されるため、見た目が自然で、他人から見ても義歯であることがほとんど分かりません。
ここまでご紹介した入れ歯の他に当院では「金属床」も扱っております。保険適用の従来型入れ歯と比較して、金属床は「薄い」「軽い」という特性により、患者さんは装着感がほとんどないかのような快適さを体験できます。
また、「壊れにくい」という耐久性もあり、長期間にわたって安心して使用することが可能です。さらに、食事の際に飲食物の温かみや冷たさを直接感じやすいというメリットもあります。
お伝えしたように、入れ歯は幅広いお口の状態に対応できる非常に優れた治療法です。ではなぜ、「痛い」「外れる」「噛めない」といった問題が起こるのでしょうか。その原因として次の3つが挙げられます。
人間のお口の中は非常に敏感で繊細な構造になっています。たとえば、髪の毛一本が口の中に入るだけでも、ほとんどの人はすぐに感じ取ることができます。
このように敏感なお口の中に髪の毛よりもはるかに厚みのある入れ歯を装着すると、強い違和感を覚えることは自然なことです。
その他にも、話しにくさや飲み込みにくさといった問題を引き起こしやすくなります。さらに、長時間の使用によっては、口内の痛みや炎症を引き起こすこともあり、これが患者さんの日常生活に大きな影響を与えることも少なくありません。
入れ歯とお口の形が一致していない場合、入れ歯が外れやすくなるだけでなく、食べ物が隙間に挟まりやすくなります。このようなズレは、実は入れ歯が製作される過程で既に生じていることが多いです。
ピッタリとお口に合った入れ歯を製作するためには、歯科医師や歯科技工士の技術と正確なお口の型取りが必要となり、設計段階のわずかな誤差でさえも装着感、使用感に大きく影響します。
当院ではまず精密なお口の型取りを行い、患者さんお一人おひとりに最適な入れ歯をご提案しています。
保険適用の入れ歯に用いられる「レジン(プラスチック)」は、時間の経過と共に「ゆがみ」や「たわみ」の原因となります。入れ歯のゆがみやたわみは、咀嚼時に不快な痛みが生じたり、食べ物が入れ歯と歯茎の間に挟まりやすくなったり、入れ歯がずれるなどの原因となります。
しかしこれらの問題は歯科医院側の努力で解決できます。加えて「しっかり噛める」「痛くない」「外れない」以外にも次のメリットを得られます。
■「食べ物の味・温度」を鮮明に感じることができる
入れ歯がしっかりとフィットすることで、食べ物の「味覚」と「温度」をより正確に感じ取ることができます。食事をもう一度楽しんでいただけます。
■「誤嚥性肺炎」のリスクを大幅に軽減
適切に噛めない入れ歯は、噛む機能の低下だけでなく、飲み込む力(嚥下機能)にも影響を及ぼします。これにより、食べ物や飲み物が誤って気管に入るリスクが増え、「誤嚥性肺炎」の発症の可能性が高くなります。適切に設計された入れ歯を使用することで、これらのリスクを効果的に低減し、安全で健康的な食生活を支えることが可能です。
当院では、患者さんにぴったりの入れ歯を作るために、下記の取り組みを行っています。
・「診断義歯」の活用
・「ゴシックアーチ」の活用
・「CTスキャン」を活用する
・「歯科技工士」との連携
それぞれについてご説明します。
一般的な入れ歯の製作と、診断用義歯を使った製作には以下のような違いがあります。
ご説明すると、その違いは治療の工程にあります。通常の入れ歯製作では、歯型を取った後すぐに入れ歯を製作に移ります。しかし、当院では歯型を取った後に一度「診断用義歯」を作製します。
この追加のステップを設ける理由は、噛み合わせのズレを事前に修正するためです。歯が失われた後や不適合な入れ歯を使用していると、徐々に噛み合わせがずれてしまいます。このようなズレがある状態で新しい入れ歯を作製してしまうと、最初からお口にフィットしない入れ歯が完成してしまいます。
当院では、この噛み合わせのズレを正確に修正した後に、最終的な入れ歯を製作することで、患者さん一人ひとりのお口の状態にぴったりと合う入れ歯を提供しています。
ゴシックアーチは、患者さんの「噛み合わせの水平的な位置」を正確に決定するために使用する装置です。下顎は前後、左右、上下に動くため、これらの動きの中で最適な位置を見つけることが非常に重要です。
ゴシックアーチを使用することで、前後、左右、上下の動きが最も自然で快適な位置を特定し、その位置に基づいて入れ歯を製作します。このプロセスがあるからこそ、痛みが少なく、違和感を最小限に抑えお口にフィットした入れ歯を製作することができます。
適切な噛み合わせの位置を確立することは、食事の快適性を向上させるだけでなく、日常生活の質を大幅に改善します。当院では、このゴシックアーチを用いて、患者さんお一人ひとりに最適な入れ歯を提供しています。
入れ歯が効果的に機能するためには、顎の動きや顎周囲の筋肉の活動などの詳細なバランスを綿密に考慮する必要があります。当院では最新の「CTスキャン」技術を駆使して患者さんの顎の状態を評価しています。
通常のレントゲン撮影では得られるのは平面的な2次元のイメージですが、CTスキャンにより、顎の構造を立体的な3次元で詳細に捉えることが可能です。
これにより、顎の動きや具体的な形状を正確に把握し、それを基にして患者さんに最適な入れ歯を精密に製作することができます。
当院では「iTero(アイテロ)」と呼ばれる機器によるお口の型取りも行っております。アイテロは、ペン型のカメラで口腔内をスキャニングするだけで精密な型取りが可能です。嘔吐反射が強い方でも、ストレスなく型取りを行えるため、患者さんの負担を最小限に抑えることができます。
また、スキャンしたデータはリアルタイムで画面に表示されるため、患者さんにもその場で確認していただくことが可能です。
入れ歯は歯科医師の指示書をもとに歯科技工士が製作を行います。当院では「札幌デンタル・ラボラトリー」と連携し、入れ歯製作を行っています。
入れ歯製作は歯科医師と歯科技工士の連携がうまくいかなければ、クオリティはもちろん、提供スピードも遅くなってしまいます。スピーディに精度の高い入れ歯をご提供するために、歯科医師と歯科技工士が密に連携を取るように心がけています。
当院では、自費の入れ歯をお作りになられた方向けに「院内保証制度」を設けております。適応条件は、年に2回メンテナンスの受診で、3年保証となります。
保証期間内に不具合が生じた場合は、遠慮なくご連絡ください。
入れ歯について悩まれて来院する患者さんは、まず「合わない」と理由で来院されます。しかしその背景には「痛みがある」「外れやすい」「発音がしづらい」「食べ物が美味しく感じられない」といった様々な問題が隠れています。
それぞれの症状には異なる対策が必要であるため、当院では「丁寧にお話を伺うこと」を重視しています。患者さん一人ひとりの声に耳を傾け、問題の根本を見つけ出し、最適な治療アプローチを提供することを心がけています。
ですので、患者さんには遠慮なくお悩みはこうして欲しいという要望を伝えていただきたいと思います。お口にフィットする入れ歯を使用すると、物がしっかり噛めるようになるだけではなく、口元にハリが出て若々し印象になります。口元を改善するだけで、身体も気持ちも若返る、そんな入れ歯をご提供したいと思っていますので、合わない入れ歯でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。